ちはら台の美しい街並みの秘密

昭和46年に、「ちはら台土地区画整理事業」として都市計画が決定されて以降、平成18年の事業終了まで実に34年近くの歳月をかけて行われた1大開発プロジェクトにより誕生した街「ちはら台」。計画的に開発された街の内部は、もともとの緩やかな起伏のある地形を上手く取り込んだ美しい景観が実現されており、「千葉街並み景観賞」も受賞している。

集合住宅を計画的に配置し、スーパーやホームセンター、銀行、郵便局、医院など生活関連施設を効果的に建設。さらに、ちはら台駅前センターでは電気、電話、ケーブルテレビの配線等を地中に埋設し、電柱のない美しい都市景観の創出と都市の安全性の向上を図り、分流方式で公共下水道を整備し、汚水を市原市菊間終末処理場で処理して村田川に放流するなど、川や海の水質保全も図っている。
また1990年には帝京平成短期大学を誘致開校したほか、2002年にはさまざまな地域市民活動の拠点として、市原市役所のちはら台支所であるコミュニティセンターが開所しているなど、姉妹都市のおゆみ野と同様に、住む、働く、学ぶ、憩うという複合的な機能を有する街として、そして環境の優れた住宅地として今後更なる発展が大きく期待されている。

ちはら台には地区公園が1ケ所、近隣公園5ケ所、街区公園12ケ所、緑地2ケ所が計画されているなど、非常に緑が多い街でもある。実は、ちはら台では街の面積の約3割に相当する面積が公園、緑地、道路、河川など緑と水のオープンスペースとなっていて、地区の中央を背骨のように走る「かずさの道」がこれらを結んでいる。この地区を縦貫する道は、道幅約12~20メートル、全長約4キロメートルの歩行者専用道路で、沿道には豊かな四季折々の表情を見せる公園や緑地、教育施設が配置されている。

幹線道路との立体交差部分や、橋の部分の両端には、広場やアイストップ、ランドマーク、モニュメントなどを配置し、全体として統一感のある道とするとともに、坂道景観、見晴らし景観などの演出にも配慮されており、沿道の賑わいの形成も図るよう計画されているなど、、通勤・通学・ショッピング・散策・ジョギング・サイクリング、さらにはコミュニケーションの場所としてなど多様に利用されている、まさに地域の“シンボルロード”なのだ。ちなみに“街区公園”では、自然と暮らしの共生のシンボルとして、太陰暦をテーマに各月にちなんだモニュメントが設置されている。また“川焼緑地”では、奈良時代の上総国分寺創建時に使用されたと考えられる瓦を焼いた窯跡が発掘され、埋蔵文化財として保存されている。

街開きから約15年。今では、ショッピングやスポーツ、文化などの都市機能も充実し、約14,000人の人々が暮らしている街「ちはら台」。今後もさらに住みやすさを追及した街づくりが期待される。
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