鰻店『うなぎや』
藤沢は、うなぎの名店が多く集まる場所。その中にあって「うなぎや」は、明治初年からある老舗鰻店。屋号が「うなぎや」だが、ご近所では、「石井(ご主人の苗字)のうなぎや」、と親しみをこめて呼ばれている。表玄関は2階になっており、中に入ると、どこか懐かしい昭和レトロ風な面影が漂っている。
「うなぎや」のランチタイムは、遠方からの観光客や、近所のなじみ客でにぎわっている。今か今かと焼かれるうなぎの蒲焼を待ちわびながら、話に花を咲かせている人の姿は、どこかほほえましく知らず知らずに活気に溢れている様子。
「うなぎや」の現在のご主人は、4代目。老舗であるからこそ、伝統の味を守り続けることは並大抵ではない。代々受け継がれた旧来の手法で、国内産うなぎを1本づつ丁寧にさばき蒸し、備長炭で炙る。ここまでの工程をほぼ、4代目が一人やっているのだ。代々受け継がれたうなぎの蒲焼は、いわば秘法。けっして、跡目のもの以外は、その技の真髄に触れることはできないのだ。
うな重のたれは少し辛めで備長炭の墨の香りがぷんと鼻につく。香ばしい醤油の味が、どこか懐かしく、庶民的な構えのない味だ。うなぎは、きっと古くからこうして庶民の舌に親しまれ、愛されて続けて来たのだなと思わせてくれる。
うな重は、主に並・中・大・上・特上でお値段は1,600円~3,500円まで。重のランクによってうなぎの肉厚や大きさが変わる。他にも三段重3,200円や、はづき1,900円(冷奴、サラダ付)は人気の定食。
うなぎといえば、やはり夜には、ビールかお酒をたしなみたいものだが、お通しにもでてくる骨せんべい300円はこりこりとしてカルシウム満点のおつまみだ。お土産として持ち帰ることができる。
予約のコース料理は、4,200円~。基本は蒲焼、白焼の他、8種類の品にデザートにアイスクリームがつく。親戚や家族の集まり、ちょっとした会合にも個室のある「うなぎや」は最適。
場所は、藤沢本町駅から徒歩5分とかからない。白旗神社や、旧東海道の入り口として、観光や買い物帰りにふらりと「うなぎや」ののれんをくぐってみてはいかが。
※昼も夜もうなぎが売り切れ次第に終了。
うなぎや
住所:神奈川県藤沢市藤沢3-2-3
電話番号:0466-22-3133
定休日:木曜日
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