「グリーンマトリクスシステム」で緑を身近に感じる街づくりがされた港北ニュータウン

コラム2/緑道

グリーンマトリクスシステム、というと何だか無機的な印象を受けるかもしれない。しかしこれが実は、北山田を含む港北ニュータウンエリアの自然や緑に対する考え方やスタンスを示した象徴的なシステムなのだ。

そもそも、港北ニュータウンという開発事業は、「住居と職場、農業が一体となった街づくりを目指す」、という理念が根底にある。その理念に基づき、自然環境との共生を意図した街づくりが進められ、その一環として導入されたのがグリーンマトリクスシステムである。

そのシステムとは、地区内の緑道を骨格とし、公園や民有地の斜面樹林などを連結させたオープンスペース計画である。ニュータウン全体に5本、全長14.5キロメートルにも及ぶ緑道を軸として、貴重な緑の資源を大切に保存している。自然散策には最適な緑道であり、歩行者専用道と併せて利用すれば、ニュータウン内の歩行による移動は、実に安全である。

このエリアは緑が多い、と感じるのはそんな街づくりが推進されているから、ということがわかるだろう。何より、その緑道で結ばれる公園施設の多さが、緑を身近に感じられる大きな要因になっている。

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