座間発「おいしい水」

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「安くておいしい水」として評判が高く、座間市民の生活を支えている「座間の水」は、市内にある8つの水源から地下水をくみ上げ、消毒し、3つの配水場から各家庭などに配水している(約15%は県企業庁から受水)。地下水中心の市営水道は、安くておいしい水が味わえると評判だ。

そもそも、相模川の河岸段丘崖を持つ座間市は、湧水の里として、古くから人々が生活する場所であった。旧藤沢街道沿いには、豊富できれいな湧水を活かした公園や小川が整備されており、多くの動植物を観察できる。

美味しいだけではなく、食の安全性を問うことの多い昨今、座間市では地下水の水質保全、取水量の規制と水源涵養(かんよう:地表の水が地下へ浸透し、地下水が供給されること)を含む総合的な管理をめざし、汚染防止と浄化、採取、涵養と水源保護をうたった「地下水保全条例」を制定し、常に水質には目を配っているため高い安心感も得られている。

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その美味しい水を使い、災害備蓄用にも準備されているという500mlペットボトル入り飲料水「座間の水 地下水100%」。

地下水に恵まれた座間のおいしい水を、市内外に広く周知するために作ったというこの製品は、夏も低温であり、無味無臭の、微量のミネラルを含む良質な水が詰められ、賞味期限は2年だという。販売場所は、市小売酒販組合加盟店、市役所2階水道業務課・地下1階売店など限られているが、実は隠れた座間土産としても人気のようだ。

自然に溢れ、暮らしの中に「水」との関わりが深い座間は、水質保全からはじまった環境問題に対する関心も高く、環境への負荷軽減を目標に掲げて、環境保全行政施策推進指針を定めたという。この指針は緑、水、大気、資源、廃棄物、環境学習の六項目を柱に、それぞれ環境目標を設定し、目標を達成するための具体的施策を市民・事業者・行政が一体となって取り組もうと体制を整えている。

取り組むにあたっての課題もあるものの、この動きを街づくりのモデルケースにし、次の世代に現代の良質な環境を手渡していこうと前向きな行動を続けている。

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